薪ストーブで作ったお湯を家中に給湯(完結)
今回は既存の住宅にオーブン付き薪ストーブに湯沸かし器機能をつけた薪ストーブを
納品しました。
まずは設置場所の壁に穴あけ
筋交が出てきてしまったがここしか穴あけの場所がないので補強して開口
そこに煙突を通して1200度耐熱のセラミックウールを詰め込みました
遮熱壁を取り付け
下部には2箇所温水のパイプを通す穴をあけました。
外部は現在こんな感じ。
この現場の煙突はなかなか煙突取り付け技術が必要で
薪ストーブ製作26年の実力が試されそう!(汗)
そしていよいよ薪ストーブの登場
重過ぎたのでウインチでゆっくり下ろしました。
無事室内へ搬入
煙突はこんな感じ。
高さは棟より60cm上の位置です。
戸袋に開けた穴。
温水パイプ取り付け
取り付けたパイプはこんな感じ。
ステンレスのパイプに断熱材を巻き付けました
この断熱材はマイナス57度から125度まで耐熱性があり
火がついても自己消火性があるエアロフレックスでできていて
紫外線や湿度などに強い耐候性のある優れた素材なんです。
そしてタンクは再び分解して壁との位置をかくにんして穴開け
そして風呂用の金具を取り付けしました。
短いパイプを取り付けて再びタンクの外枠を取り付け
薪ストーブからタンクへ接続
そして色々配管していきます。
安全装置なども取り付け
そしていよいよタンクに水を注水
温度センサーなどを取り付け
お湯の流れはこんな感じです
火入
お客さんに着火していただきました。
薪ストーブとタンクの位置
で
貯湯タンク内のお湯の温度
91度になってもストーブ内部で多少湯が湧く音がしますが問題なし。
お湯を使えば温度は徐々に下がっていきますが
お風呂に湯を張ったりシャワーを使い、キッチンの洗い物など余裕で対応できました。
大成功!
ちなみに今回はガス給湯器とのハイブリットで
薪ストーブ側のお湯の温度が足りなくなった場合でも
スイッチひとつでガス給湯器の温水がくるようにしました。
お客さんも満足していただいたみたいです
最後に記念撮影
お客さんにいただいた地酒の日本酒!!
他におからのドーナッツやお菓子もいただいて感謝感激!
いい和食に合わせていただきたいと思います。
益子I様
今回こんな素敵なシステムをご依頼いただきありがとうございました。
現場施工は朝から夕方まで4日間の工事となり
今まで施工した現場の中で1台納品するのにかかった日数では最長でした。
一生忘れない現場がまたひとつふえました。
さすがです。
うちの足湯のシステムもそろそろE-ovenをリニューアルしたいので一緒にシステムを考えて下さい。 この給湯システムは本当に素晴らしい! ガス給湯器も使えるところなんかも感動です!
わかりました!ぜひご相談ください!