煙突の取り付け工事をしてきました

今回は壁だしタイプです

この方法は壁の中に横引きが入るのでオススメしていませんが
今回は友人なので、リスクを理解して頂き、この方法で設置することにしました
煙突の壁出しのデメリットは

第一に横引きが壁に入ることにより煙突内火災が頻繁に壁の中で起こります
原因は横引き部分には煤がつきやすいからです
また、壁貫通部分の断熱処理が不十分だと長年にわたって低温炭化が起こり火災の原因になります
このことは頻繁に煙突掃除を行えば回避できますが
手間がかかるのは、いやなものですね

第二に煙突の掃除がしにくくなります
理由は煙突が屋根の端にでるために煙突トップにアクセスすることが非常に危険です
「煙突の下からブラシを入れるから良いじゃん！！」という声も聞こえてきそうですが、これは間違い。
煙突は以外とトップが詰まるのです。
その時は屋根に上って掃除しなくてはならないのです。

煙突を設置するときは足場があるので簡単ですが
当然ですが家が完成すれば足場は無くなります
よく考えておかないと、毎回煙突掃除を業者にお願いする羽目になってしまう事でしょう

第三に煙突部材の二重断熱煙突が増えるほかに、曲がりが必要になる場合が多いです
このことにより煙突部材の金額が高くなります

上記が主にあげられるデメリットです
メリットはあまり見つかりませんね？

薪ストーブの煙突は真っ直ぐにあげるのが最適です